XMのゼロ口座は手数料がかかる?スタンダード口座との違いを徹底解説

XMのお金

XMにはゼロ口座と言うものがあります。一言で言うとスタンダード口座とは取引の方式が異なり、ECN方式と言うやり方が採用されています。ECN方式の特徴はスプレッドが非常に狭いことです。その名のとおりゼロ口座はスプレッドがゼロになることもある口座です。手数料などは別途かかるのでしょうか?この記事ではXMのゼロ口座について解説します。

XMのゼロ口座は手数料がかかります

XMゼロ口座の手数料は$100,000に対して$5です。これはポジションを取って決済したら2回取引を行っているので合計$10かかるということです。

例えば1ドル=100円のときにドル円を1ロットLongして1ドル=100円のまま決済したとしたら手数料は1000円になります。

ロット数が増えればそのぶん手数料も増え、10ロットなら10000円の手数料となります。

そもそもXMのゼロ口座とは何か?

ゼロ口座とは低スプレッドに特化したXMの口座です。

XMの口座には以下の3種類があります。

スタンダード口座 最もよく使われるスタンダードな口座です。通常、XMの口座と言ったらこのスタンダード口座のことを指します。
マイクロ口座 スタンダード口座とほとんど同じ機能でロット数が小さい口座です。10通貨から取引できます。
ゼロ口座 ECN方式を利用した超低スプレッドの口座です。スプレッドがほぼゼロに近い代わりに手数料がある、入金ボーナスが無いなどのデメリットもあります。

ECN方式とは?

通常の海外FXはSTP方式と言うやり方を採用しています。これは注文の際に間にブローカーを介在させて取引する方式です。間に仲介者が入るので、スプレッドが広くなりやすいです。

一方、ゼロ口座の場合はECN方式を採用しています。ECN方式とは注文の際にブローカーを介在させずインターバンク市場に直通させるやり方です。

このやり方の場合、スプレッドが設定できず業者の儲けがなくなるので、別途手数料を取るやり方になっています。

XMゼロ口座のメリットとデメリット

XMゼロ口座のメリット

スプレッドが狭い

ゼロ口座のメリットはなんといってもその狭いスプレッドでしょう。

スタンダード口座のドル円スプレッドは平均1.6pipsなのに対し、ゼロ口座は手数料を入れても1.1pipsしかありません。

0.5pipsぶん狭いのです。したがって、1日に何回も取引するようなデイトレードやスキャルピングに向いています。

約定力が強い

ECN取引のもう1つのメリットはその強力な約定力にあります。ブローカーを介さず、インターバンク市場に直接注文するのでほぼ必ず約定します。

マイナーな通貨ペアは出来高が少ないのでなかなか約定しにくいですが、ドル円やポンドドルなどの人気の通貨ペアは流動性が潤沢にあるのですぐに約定します。ゼロ口座の場合は特に速く、人気の通貨ペアであれば平均で1秒未満で約定します。

XMゼロ口座のデメリット

最低入金額が高い

スタンダード口座の最低入金額は500円から入金できますが、ゼロ口座は10,000円からしか入金できません。したがってある程度資金を持ってないと取引を開始することができないのです。

入金ボーナスが無い

ゼロ口座の場合、入金ボーナスがもらえません。口座開設ボーナスの3000円はもらえますが、それだけです。スタンダード口座の最大500,000円のボーナスから比べるとだいぶ少ないです。

レバレッジが低い

ゼロ口座の最大レバレッジは500倍までとなっております。スタンダード口座が888倍まで上げられるので、ゼロ口座の方がレバレッジが低いです。

国内FXと比べたらそれでも十分に高いですが、スタンダード口座と同じ量の取引をしようと思ったらその分証拠金が多く必要となります。

取引手数料は必要経費に含まれるのか?

ネット上のXM紹介ブログにはゼロ口座の取引手数料が必要経費に含まれると書いているブログが多いですが、これは間違いです。

XMの取引手数料を確定申告で申告することはできません。

確定申告は決済した時点の利益に課税されるものですが、XMの利益は既に取引手数料が引かれた状態で決済されているからです。

確定申告の必要経費は稼いだお金から稼ぐのに使った支出を値引いて税金を計算すると言うものですが、XMの取引手数料は稼いだ時点で既に値引きされているので、改めて必要経費として申告する必要は無いのです。

XMのゼロ口座の口コミ

 

まとめ

この記事ではXMのゼロ口座について解説しました。ゼロ口座はスプレッドがほとんどゼロに近い代わりに取引手数料がかかります。しかし、それを含めたコストはスタンダード口座よりは少ないです。ゼロ口座はうまく使いこなせばとてもコストを抑えた運用ができます。最低入金金額が高めなので、いきなり運用を始めるのはお勧めしません。まずはデモ口座で試してみて、自分に合うかどうか判断しましょう。